男のロマンシリーズ第5弾：「貝」の旨味が凝縮された3品 #男子ごはん

男子ごはん第256回は男のロマンシリーズ第5弾「貝」。様々な調理法でいろんな貝をとことん食べつくす絶品3品「アサリとハマグリのパエリア」「サザエのエスカルゴ風」「とり貝のカルパッチョ」が紹介された。一括りに「貝」といっても、食感や味は様々。異なる調理方法でいろいろな旨味を楽しめる。

男のロマンシリーズ：貝

アサリとハマグリのパエリア

材料（3〜4人分）

アサリ、ハマグリ …… 各300g
ベーコン …… 3枚
パプリカ（赤・黄） …… 100g
セロリ、玉ねぎ …… 各50g
にんにく（みじん切り） …… 1片分
米 …… 2合
オリーブ油 …… 大さじ2
白ワイン …… 1/4カップ（50ml）
水 …… 1カップ（200ml）

a {
塩 …… 小さじ1
コリアンダー（粉末）、ナツメグ …… 各小さじ1/2
}
パルミジャーノ、万能ねぎ（小口切り）、くし型に切ったレモン …… 各適宜

作りかた

1. アサリとハマグリは砂抜き、塩抜きをして、殻をこすりあわせて洗い水気をきる。ベーコンは細かく切る。パプリカは縦1.5cm幅に切ってから横3等分に切る。セロリと玉ねぎはみじん切りにする。
2. フライパンを熱してオリーブ油大さじ1をひき、アサリ、ハマグリを入れて強火で炒める。油が回ったら白ワイン、水を入れて蓋をし、貝の口が開くまで強火で加熱する。口が開き、さらに1分加熱したら火を止めて粗熱を取って冷ます。
   
   Shimpei's Point：
   ・まず酒蒸しにし、そこで出たエキスを使って米を炊くことで貝類の旨味が増し美味しくなる。
   ・アサリとハマグリのスープは、しっかり冷ましてから使うことで炊き上がりのムラが防げる
3. 2 を貝とスープに分ける。アサリは殻からはずす。スープは水（分量外）を足して 360ml 計量する。さらに a を加えて混ぜる。
4. 鍋を熱してオリーブ油大さじ1をひき、にんにくのみじん切りを弱火で炒め、ベーコンを入れて強火で炒める。ベーコンから油が出てきたら米を加えて炒める。米に油が回ったらセロリと玉ねぎを加えて炒る。
5. 鍋に 3 のスープを加えて上にパプリカをのせる。蓋をして強火で加熱し、沸いてきたら弱火に落として10分炊く。様子をみてまだ米が硬かったらさらに3〜5分炊く。芯が少し残るくらいに炊きあがったら火を止め、そのまま5分蒸らす。
6. パエリアの上に、3 の貝をのせる。青ねぎを散らし、削ったパルミジャーノ、レモン添える。レモンを絞って食べる。

サザエのエスカルゴ風

材料（2人分）

サザエ …… 4個
パン粉、バゲット …… 各適宜

【ハーブバター】

バター …… 25g
セージ …… 4〜5枚
タイム …… 4本
にんにく …… 1片
塩 …… 小さじ1/3

作りかた

1. サザエをトースターで約5分加熱する。プクプクしてきたら取り出してサザエのフタをはずす。竹串等で身を取り出す。ワタは3等分に切り、身は4等分くらいに切って、再び貝殻に詰める。
2. 【ハーブバターを作る】バターは電子レンジ弱で加熱するか室温で柔らかくしておく。タイムは葉の部分だけこそぐ。 セージ、タイム、にんにくはみじん切りにする。全ての材料を混ぜ合わせる。
3. サザエの口に 2 とパン粉をのせる。再びトースターで約10分焼く。器に盛り、トーストしたバゲットを添える。

とり貝のカルパッチョ

材料（2〜3人分）

とり貝 …… 100g
芽ねぎ …… 適宜
オリーブ油 …… 大さじ1
レモン汁 …… 小さじ1〜2
塩 …… 小さじ1/8
黒こしょう …… 適量

作りかた

1. 器に水気を拭いたとり貝を並べる。塩、黒こしょうを振って、レモン汁、オリーブ油を回しかける。根元を切り落とした芽ねぎを散らす。
   Shimpei's Point：
   ・爽やかな芽ネギを合わせることで、繊細なとり貝の風味が引き立つ。