「心平流アドボ&アジの青唐辛子マリネ」フィリピン家庭料理をアレンジ #男子ごはん

男子ごはん第254回は、第250回のキッチンライブに参加した視聴者からのリクエストメニューとして「アドボ」と「アジの青唐辛子マリネ」が紹介。付け合せに「にんじんの卵炒め」も作った。



アドボとはマリネを意味する言葉で、フィリピンの国民的家庭料理。肉や魚介類などを酢やにんにくを利かせたマリネ液に漬け込んだ後に煮込んで仕上げていきます。フィリピンを代表する家庭料理ということでレシピは様々あり、どれが正解というものは無いのだとか。

視聴者リクエストメニュー「心平流アドボ＆アジの青唐辛子マリネ」

心平流アドボ

材料（4人分）

鶏モモ肉 …… 2枚（500g）
インゲン …… 1袋（約150g）
にんにく …… 2片
茹で卵 …… 4個
サラダ油 …… 大さじ1

a {
水 …… 1カップ（200ml）
しょうゆ、酢 …… 各1/4カップ（各50ml）
コリアンダー …… 小さじ1/2
}
ローリエ …… 1枚
塩、黒こしょう …… 各適宜

水溶き片栗粉 …… 片栗粉大さじ1/2を、同量の水で溶いたもの

ご飯 …… 適宜
バジル（千切り） …… 適宜

作りかた

1. インゲンはヘタを取り除き、長さを３等分に切る。にんにくは潰す。鶏肉は一口大に切り、塩、黒こしょうで下味を付ける。a は混ぜあわせておく。
2. 鍋を熱してサラダ油をひき、にんにくを炒める。香りが出てきたら鶏肉を加えて強火で炒める。鶏肉に少し焼き目が付いたら、a、ローリエ、茹で卵を加える。蓋をして20〜30分煮る。
   Shimpei's Point：
   ・20〜30分煮ることによって鶏のダシがしっかり出る。そこに酢の酸味が加わり、旨味に変わる。
3. インゲンを加えて蓋をして更に10分弱煮る。水溶き片栗粉を加えて混ぜながら煮詰め、とろみがついたら出来上がり。
4. 器にご飯、3 のアドボ、半分に切ったゆで卵1個分、人参の卵炒めを一緒に盛り、バジルを散らす。

にんじんの卵炒め

材料（2人分）

にんじん …… 1本
卵 …… 1個
サラダ油 …… 大さじ1/2
塩 …… 小さじ1/2
黒こしょう …… 適量

作りかた

1. にんじんは皮を剥き、長さを３等分に切って縦細切りにする。卵は溶く。
2. フライパンを熱してサラダ油をひき、にんじんを加えて炒める。塩、黒こしょうを振って炒める。にんじんに少し火が通ったら、卵を加えて炒め合わせる。

アジの青唐辛子マリネ

材料（2人分）

アジの刺身 …… 150g
スプラウト（ブロッコリーの新芽） …… 1/2パック
しょうが …… 1片
青唐辛子 …… 1本（ピーマンと赤唐辛子で代用も可）
ナンプラー …… 大さじ1/2
レモン汁 …… 大さじ1弱

作りかた

1. アジの刺身は水気を拭いて細切りにする。スプラウトは根元を切り落とし、長さを3等分に切る。しょうがはみじん切りにする。青唐辛子は小口切りにする。
   
   Shimpei's Point：
   ・アジの水気をしっかりと拭きとることで、生臭さが抑えられる。
2. ボウルにアジ、青唐辛子、しょうが、ナンプラー、レモン汁を入れて和える。
3. 器に 2 を盛り、スプラウトとをのせる。