2009年1回めの放送となった男子ごはん第37回は、新春1時間スペシャルとして、初ゲストにナインティナインの岡村隆史さんを迎えて放送。大きめの具が入った「ビーフカレー」と、国分家・小林家・岡村家の正月定番料理を紹介していた。
正月料理って正直飽きてくるので、そんな中でカレーは悪くないチョイスかもしれない。市販のものを上手く取り込むのがケンタロウ流だ。
このほか、各家庭の思い出のお正月定番料理も紹介された。それぞれの個性が出て面白い。
ケンタロウ流ビーフカレー レシピ・作りかた
ビーフカレー
材料……4人分
牛かたまり肉(すね、バラ)……600〜800g
玉ねぎ……2個
じゃがいも(メークイン)……3個
人参……2本
マッシュルーム……1パック
カレールウ……10皿分
デミグラスソース(市販品)……100g
バター……大さじ1
インスタントコーヒー……少々
サラダ油……適宜
温かいごはん……適宜
福神漬け、らっきょ……各適宜
作りかた
- 牛肉は4〜5cm角に切る。玉ねぎは縦薄切りにする。じゃがいもは皮をむいて大きめの一口大に切り、水に5分さらす。人参は乱切りにする。マッシュルームは石づきを落とす。
- フライパンを熱してサラダ油大さじ1/2をひき、牛肉を強火で焼きつける。全体に焼き目がついたら鍋に移し、水を2リットルくらい加えて火にかける。沸いてきたら火を弱めてアクを取りながら2時間茹でる。
(KP:煮込めば煮こむほど、必ず柔らかくなる)
- フライパンを熱してバターを足し、玉ねぎを強火で炒める(油が足りなかったらサラダ油を適宜足す)。しんなりしたら火を弱めてきつね色になるまでじっくり炒める。
- 2を牛肉とゆで汁に分け、ゆで汁をカレールウの箱の表示量分、計って鍋に戻す(足りなければ水を適宜足す)。
- 鍋に牛肉、3、じゃがいも、人参、マッシュルームを加えて火にかけ、沸いてきたら火を弱めてアクを取りながら15分煮る。
- じゃがいもに竹串がスーッと通ったら火を止めてカレールウを加え、たまに混ぜながら10分煮る。とろみがついたらデミグラスソースを加えて混ぜる。いったん火を止めて冷ます。
(KP:缶詰のデミグラスソースを入れることで、美味しさ倍増)
(KP:完成したカレーをいったん冷ますことで、もう一段美味しさアップ)
- 再び鍋を火にかけて温め、インスタントコーヒーを加えて混ぜる。
(KP:ビーフカレーの旨味要素の1つである苦味をプラスしてさらに深い味わいに)
- 器にご飯を盛って7をかけ、福神漬け、らっきょを添える。
国分家のお正月定番料理「ひたし豆と数の子の和えもの」
材料……作りやすい分量
ひたし豆……500g
数の子(塩抜き)……6本
塩……大さじ1
醤油……大さじ1と1/2
旨味調味料……少々
作りかた
- ひたし豆は洗ってたっぷりの水に一晩浸す。
- 1の水気をきって鍋に入れ、たっぷりの水を加えて火にかける。沸いてきたら塩を加えて20〜30分茹でる。アクを取りながら少し硬めに茹で上げる。
- ザルにあげて水気をきり、温かいうちにしょうゆ、うま味調味料を加えて混ぜて冷ます。
- 冷めたら数の子と和える。
小林家のお正月定番料理「酢鶏」
手羽先……10本
a
水……2カップ
みりん、醤油……各大さじ1と1/2〜2
酢……大さじ1〜2
砂糖……大さじ1
オイスターソース……大さじ1/2
薄力粉……大さじ3
揚げ油……各適宜
作りかた
- 手羽先は薄力粉をまぶす。
- フライパン揚げ油を深さ1cm入れて中温に熱し、1をフライパンにぎっちり入れて揚げ焼きする。たまに返しながら揚げ焼きし、全体がきつね色になったら取り出す。
- フライパンにaを煮立て、3を加えて蓋をして強めの中火で5〜7分煮る。
岡村家のお正月定番料理「厚焼きたまご」
材料……作りやすい分量
卵……4個
a
水……卵の殻2杯分
砂糖、しょうゆ……各適宜
サラダ油、しょうゆ……各適宜
作りかた
- 卵は溶きほぐしてaを加えてよく混ぜる。
- 卵焼き器を熱してサラダ油少々をひき、1の1/4量を流し入れて広げる。周りが乾き始めたら端から巻いていく。
- 2を脇に寄せ、空いている所に1の1/4量を流し入れ、2の下にも行きわたるように広げる。2に巻きつけるように端から巻いていく。これをあと2回繰り返す。
- 食べやすい大きさに切って器に盛る。好みでしょうゆをつけながら食べる。
男子ごはんとは
男子ごはん』(だんしごはん)は、テレビ東京系列で放送されている料理バラエティ番組です。料理研究家のケンタロウさんが、料理初心者の国分太一くんとトークを展開し、料理を作る上でのポイント(ケンタロウズ・ポイント、略してKP)などにも触れつつ料理を完成。試食を行います。基本的には2人の番組ですが、時々ゲストの方も出演。
出演者
国分太一:メインMCは「食べる天才」ことTOKIOの国分太一くん。
ケンタロウ:料理を教えてくれるのは「つくる天才」こと料理研究家のケンタロウさん。
ケンタロウ,国分 太一 M.Co.(角川グループパブリッシング) 2009-04-20